転職後、職場での仕事のやり方

転職後、職場での仕事のやり方

 顧客第一主義という考え方があり、日本にはお客様は神様という言葉さえ存在します。しかしお客様は本当に神様なのでしょうか、顧客第一主義というのはそんなに立派なものでしょうかと疑問を投げかける人物がいます。それは34歳でコンサルタントから企業再生ファンドに転職した中里 基さんで、現在は企業再生ファンドから企業再生中の会津乗合自動車株式会社に派遣され、同社の取締役として企画営業統括と会津バスグループ戦略統括に携わっています。中里さんは慶応大学を卒業後に同大学院を修了して日本IBMへ入社し、マーサージャパンからコーポレイトディレクションへと転職しました。コーポレイトディレクションは戦略コンサルティングを行う会社で、中里さんはそこでコンサルタントをしていました。

 

自分たちを守るためのさまざまな工夫

 中里さんは現在は福島県の会津乗合自動車で企業再生の仕事をしていますが、この会社は旅行代理店業もやっていて新しいツアー商品を作るときにチラシや細かい注記を作ります。そのツアー商品がどんなものかわかるために具体的にツアー料金や添乗員の有無などが書かれていて、注記にも旅行の最小催行人数やキャンセル料のことなどが記載されています。しかしどんなツアー会社でもこれらの注記は小さい文字で書かれていて、何か起きたの言い訳のためのものでお客様のためというより自分たちを守るためのものだと中里さんはいいます。

 

 さらに旅行会社のチラシには写真でもコースの説明でも、やたらとイメージという言葉が使われています。これはチラシと少しでも異なる料理やバスの車窓から見える桜の景色が、満開でなく7分咲きだったときなどに言い訳できるようにしているからです。

 

転職先でのカルチャーショックの対応

 中里さんが伝えたいのは顧客第一主義といいながらも、多くの企業ではお客からのクレームから自分たちを守るために防衛策を講じているということです。そしてそのためのエネルギーは膨大なもので、結果としてコストが掛かりそれを商品に転嫁するしかありません。中里さんと同じように34歳で転職する人も、転職した新しい職場でカルチャーショックを受けるかもしれません。これまでの仕事のやり方とか考え方とかとは、あまりに違う場合もあるでしょう。そういう場合には新しい会社のやり方でいいと思うことは受け入れ、もっと改善の余地があると思えば提案を行うことです。ただその場合でも間違っていると指摘するのではなく、プレゼンのやり方にも工夫が必要です。

 


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