労働契約について知っておこう

労働契約について知っておこう

労働契約って何?

 

 34歳での転職活動が実って、内定の連絡がきたときには、すぐに承諾したくなるのが人情です。ですが、内定を承諾する前に、しっかり確認しておくべきことがあります。それは、「労働契約」の内容です。

 

 「労働契約」とは、労働者が事業主に雇用されて労務を提供することを、事業主は労務の対価として報酬を支払うことを約束する契約のことをいいます。

 

 そして「労働契約」は、書面の取り交わしをしなくても、内定を承諾することで成立します。とはいえ、労働基準法では、さまざまなトラブルを避けるために、採用の際には労働条件を書面にして明示することを義務付けています。内定を受諾する際には、この労働条件を明示してもらい、納得したうえで書面を取り交わすことをおすすめします。

 

労働契約をする際に気をつけておきたいこと

 

 では、「労働契約」を取り交わす場合に、気をつけておきたいことを、まとめておきたいと思います。

 

 まず、労働基準法で書面で明示しなければならないとされている項目を、列記してみましょう。
 ・労働契約の期間。非正規社員での雇用の場合、雇用開始日だけでなく、契約終了日や更新の有無が記載されます。
 ・勤務先。事業部や部署によっては、勤務地が本社所在地でない場合もあります。
 ・仕事内容。職種と実際に行う業務内容を確認します。
 ・始業と就業時間。所定の勤務時間や休憩時間、所定労働時間を超す勤務の有無をチェックします。
 ・休日・休暇。週休の日数と曜日、有給休暇日数、夏期休暇や年末年始休暇が記載されるはずです。
 ・賃金。固定給と能力給の構成など給与の仕組みや、締め支払日を確認しましょう。
 ・退職規定。解雇の事由や定年制の有無、退職手当の規定なども確認しておきましょう。

 

 上記の項目のほかにも、規定があれば明示する項目があります。「割増賃金」「通勤交通費」「就業にかかる諸経費の負担」「手当・昇給・賞与・退職金」「試用期間」「社会保険の適用範囲」など、入社前に確認しておきたい項目については、労働契約書にない場合は特に、必ず確認するようにしましょう。

 

 特に即戦力として期待される30代の場合、給与額が歩合や報奨金、インセンティブなどで変動することがあります。労働契約は、自分が納得してから、結ぶようにしましょう。

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